映像で解説
(日本雪合戦連盟公式PV)
競技の概要
試合時間
3分×3セット(2セット先取)
試合 | 3セット(2セット先取) |
試合時間(1セット) | 3分間 |
コート
長さ36m×幅10mのコート
コート内に7つの壁が配置される
チーム編成
7人 vs 7人
チーム | 7~10人 | |
監督 | 1人 | |
プレイヤー | 7人 | |
FW(フォワード) | 4人 | |
BK(バックス) | 3人 | |
リザーブ | 2人 |
監督はプレイヤー兼任が可能
最低7名で競技へ参加が可能
勝敗はいかにして決まるのか?
- 敵陣地のフラッグを奪取
- 敵全員をアウトにする
- 終了時に生存者が多い
フラッグ奪取とは?
解説
- 敵陣地のフラッグを奪取した時点で、奪取したチームが勝利となる。
- 劣勢な展開でもフラッグ奪取による一発逆転が可能である。
- フラッグ奪取は敵陣地への侵入が不可欠でありハイリスクハイリターンなため、圧倒的に優勢な展開で決着をつける場面や劣勢で一発逆転を図る場面で狙うことが多い。
どうすればアウトになるのか?
雪球をノーバウンドで当てる
解説
- 雪球はキャッチしてもアウトとなり、味方の球もノーバウンドで当たればアウトとなる。
- アウトの選手はコート外へ退場し、同一セット内で復活はできない。
- 敵全員をアウトにすればその時点で勝利となる。試合時間3分が経過した場合は生存者が多いチームの勝利となる。相手を”当てる”ことも重要だが”当たらない”ことも同等の価値を持つ。
その他のアウト
- コート外に出る
- フライング
- ※不正球の使用
※3分の2以下に欠けた雪球や自身で丸めた雪球
雪合戦をより面白くするルール
球数制限
1セットで使用できる球は90球
解説
- 雪球は事前に画像の専用の道具を使い製造する。雪球製造にも15~25分程度(大会によって異なる)の時間制限が設けられており、制限時間内に1セット90球×3セット分の計270球を製造する。270球を製造できなかった場合は少ない球数で試合に臨まなければならない。
- 試合中にコートの雪で雪球を作ることは禁止されている。また3分の2以下に欠けた雪球を使用するとアウトとなるため、固く割れない雪球を製造することが求められる。戦いは雪球製造の段階から始まっている。
- 雪合戦では90球の限られた資源を”だれが”、”いつ”、”どのように”使うかが勝敗を分ける。
センターラインの存在
同時の敵陣地への侵入は3人まで
解説
- 7人で一斉にフラッグ奪取を狙うことは不可能となっている。
- フラッグ奪取を狙う場合は4人以上敵陣地へ侵入しないように声を掛け合う必要がある。
- アウトの選手もコート外へ退場するまでは1人とカウントされるため、敵陣地内でアウトになった場合は早急にコート外へ退場する必要がある。
バックラインの存在
- 90球の雪球はバックラインより後ろに置かれている
- バックラインを越えられるのはBK(バックス)3人のみ
解説
- 7人の選手はFW(フォワード)4人とBK(バックス)3人に分かれる。
- FWとBKでは移動可能なエリアが異なり、FWはバックラインを越えることができない。したがって図の通りFWは90球の雪球が置かれているエリアへ入ることができない。
- BKの3人がFWの4人へ雪球を供給する。BKの3人全員がアウトになれば雪球がいくら残っていても以前に供給された雪球のみで戦うしかない。BKが安定して雪球を供給できるかが勝敗を大きく分ける。
まとめ
- 試合時間は3分×3セット
- 7対7で戦われる
- 7人はFW4人とBK3人に分かれる
- BK3人がFW4人へ雪球を供給する
- 1セットで使える雪球は90球のみ
- 雪球がノーバウンドで当たるとアウト
- フラッグ奪取 or より多くアウトにすると勝利